実技試験対策のお知らせ(受験者は必読)令和4年後期の振り返り「保育の心理学」問11~問20

2022年10月26日

令和4年後期の振り返り「保育の心理学」問1~問10

こんばんは、桜子先生です。

皆さんの後期試験の結果を拝見していると、
今回は
「心理学にやられた」
というお声が多いですね。

実際私も9科目解いて、
一番てこずったのがこの科目でした。


そこで、現時点ではもちろん正答は公表されておらず、
各社で解答が割れている中ではありますが、
私が考える見解を、思い切ってお伝えいたします。
これはあくまでも「私が考えたこと」です。
変に拡散しないでね。それを約束してください。


<問1>予想:2
ここは丁寧に読まないとひっかかると思う。
A  〇 これはバルテスがよく言ってることだよね。
B ✕ 「成人という完成体に至るまで」ってのがうそでは?
  バルテスは老年期までを発達の流れとしてたはず。
C 〇 これはそうね。
D ✕ 加齢でできないことが増えてきたとき、有効領域を限定的に・・・ってのがうそでは。ヒトは加齢でも、防衛ではなく、できることを増やすことだってできる。


<問2>予想:1
これは簡単だから説明しません。
テキストレベル。



<問3>予想:5
これはハイダーさんが初めましてだったかもだけど、
メインで言いたいことは、心の理論の話なので、
Aが確定できればOKだったはず。
素朴心理学=素朴概念、
これは科学概念と対比されるもの。


<問4>予想:1
これは簡単だから説明いらないね?
テキストに掲載されているレベル。



<問5>予想:2
これも丁寧に読む必要がある。
A 〇 これはあってるよね。道徳の進化として、
  まず幼児期は親の言ってることが〇=他律的道徳であり、
  これが学童期になって自律的道徳に変化してくるんだよね。
B 〇 これはそう。
  たとえばお茶をこぼすという行為がある。
「こぼしちゃった」ということだけに着目して、
「あ~~こぼした~~」と非難するのが行為の結果による判断。
でもなぜこぼしたのか、
それは椅子から落ちそうな弟を守ろうとしたせいで、
ひじが当たっちゃったからかもしれない。
これは行為の動機による判断ね。
こういうのがわかるようになってきます。
C ✕ これは「量的」ってのがひっかけ。「質的」だよね。
D ✕ 具体的操作期は学童期。この時期、学校で記号や数字は扱えるけど、
「抽象的な事柄」については、論理的な思考はまだ完璧にはできない。
そして記号や数字は抽象的な事柄じゃないね。

だから✕。


<問6>予想:4
そんな難しくなかったよ。
AとBはテキストレベル。
そしてAとBで確定できてしまいます。

A ✕ これはヴィゴツキー先生じゃありません。ギブソンだね。
B 〇 これは発達の最近接領域の説明。
C 〇 これもそう。外言→内言ね。
D 〇 これもそうだよね。 


<問7>予想:4
これはパーテンの遊び。
難しくない。
テキストレベル。



<問8>予想:5
これもそんなに難しくなかった。
シェマの考え方を理解していれば解けたはず。
abcは文章から推察できた。


<問9>予想:4
A ✕ これは「主体的自己」じゃないよね。
他人からみた姿、名前、「この子ってこういう子だよね~」というのは、
そのひとを表す記号。
つまり客体的自己。
B 〇 これはそうね。ルージュテストなんかでも実験されてるね。
C ✕ これはちょっと早い。1歳半では無理。
D ✕ 学童期の初め頃、って言ってるのがうそね。
さすがに7歳ごろには無理でしょう。
まだ自己中心性の名残があるころです。



<問10>予想:5
これは神奈川の過去問を解いていれば一発でしたね。


ここまでを振り返ると、
問1はバルテスさんが
何を提唱してたのかがわからないと無理だったかな。
後は、迷っちゃう可能性があったのは、問5?
でもCが✕、Dが✕なのは、2しかありません。




まずはここまで、取り急ぎ公開しちゃいますね。
後半はこれから文章作ります。
お待ちくださいませ。





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